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ベンチャー企業で働く学生のブログ

東京のベンチャー企業でインターン中。就職活動やキャリア、読んだ本、ニュースなどについて、日々考えたことを発信していきます。読者登録はお気軽にどうぞ。

「成長」から考える就職活動のコツ

キャリア

こんにちは。

かなり前のものですが、今日はこちらを題材に書いてみたいと思います。

そう。かの有名なちきりんさんのブログ記事です。

d.hatena.ne.jp

 

タイトルの通り、テーマは「ファーストキャリアをどのように選ぶか」ですね。この記事では、大企業では本当に成長できるの?という疑問をベースに話しが進められています。そこで以下では、就職する際に(転職する際に)考慮すべき判断軸とは何か、改めて考えてみました。

 

僕は就職活動中に色々な企業の人に会ったり、就職支援の方とお話したり、本を読んだりしながら、”働く一個人として”企業や職業をどのようにみればいいのかという「判断軸」を作ってきました(言うほど大げさなものではなく、冷静に考えれば当たり前のことですが)。

 

1. そもそも判断軸とは(意思決定のプロセス)

 例えばみなさんが新居探しをするとしましょう。そのとき、どのように考えるでしょうか?直感的に「ここだ!」と決められる人もいるかもしれません(笑)その場合でも、じっくり考えたうえで決める人でも、実は頭の中ではこのようなことを考えているのではないでしょうか。

・家賃は?

・職場へのアクセスは?

・部屋の広さは?

・バスとトイレは別か?  ・・・などなどです。

そして、「家賃は少し高いけど、職場に行きやすいしバストイレ別だしここにしよう」とか「職場へはちょっと生きづらいしちょっと狭いけど、安いところがいいからこっちにしよう」とか考えますよね。この、家賃の高低や職場へのアクセス、部屋の広さなどを判断軸と言います。人が何か意思決定するとき(直感的にせよ)、基本的には「判断軸を洗い出し」、「判断軸により選択肢を分析し」、「判断軸の優先順位に従って」「一つの選択肢に絞る」というプロセスを踏んでいると思います。

しかしキャリア選択(就職活動)となるとどうでしょうか?「自分の行きたいところを決め、どのように選考を突破するか」という勝負になっていることも少なくありません。いや、厳密にいうと、その他の判断軸がイメージにより形成されていたり、判断軸による分析がイメージによりなされていたりするのです。「給料がいい」を例にとると、そもそも「給料がいい」というのがどれくらいなのかという判断軸の精査や、ここは本当に給料がいいのかという判断軸による分析が丁寧になされていない場合があります。しかしそれでも就職活動に没頭していると、就職活動を進めている気がしてきてしまうので、本人は気づきません。しかしより良い意思決定をするためには、もう少し、自分が意思決定するためにはどのような目線で企業や職業を判断すればいいのかという判断軸を見つめ直してみたほうがいいと思うのです。

 

2. 成長とは

 さて、ちきりんさんのブログに話を戻します(笑)就活生の中でもいい加減に語られがちな言葉(判断軸)のひとつに「成長」があります。どのような環境であれば成長できるのでしょうか、そもそもこうした文脈における「成長」とは何なのでしょうか。

ちきりんさんが記事内で語っている、イケてる35歳とは、

リーダーシップがあり、

生産性の概念を身につけ、

マーケット感覚を備え、

自分のアタマで考えるスキルを持っている人

だとしています。一般論として語られる成長が、一般論として語られるイケてる人になることを指すとすれば、上記の人材になれる環境が成長できる環境と言えます。

 

3. 成長できる環境とは

 上記のリーダーシップ・生産性・マーケット感覚・自分のアタマで考えることは、一朝一夕で身に着けるものでも、机で勉強して資格を取るものでもありません。実際に職場の中で試行錯誤する中で得られるものだと思います。そうだとすれば、成長できる環境とは、「働く上でリーダーシップや生産性・マーケット感覚が必要で、自分のアタマで考える必要がある環境」と言えます。

 まあ、どこでも求められるじゃねえかという反論も想像できます。それらが必要ない環境なんてあるのかと思いますよね。そう、そこで重要になってくるのが、「いつ」「どのくらいの可能性(確率)で」それらが必要となるのかということです。例えば毎年300人近い新卒が入社する大企業と、新卒が3人入社する50人近いベンチャー企業を例にとってみましょう。

 まず大企業について。なぜ大企業は人数が多いのでしょうか?人数が多いから大企業と呼ぶのでこの質問はおかしいですね(笑)まあとにかく、人数が多いとはどのようなことを意味するのでしょうか?ビジネスモデルにもよる部分もありますが、基本的に規模の拡大は、誰にでもできることを増やしていくプロセスに近いです。すなわち、「システム」をつくっていくことですね。組織が整って事業が安定してきたら、同じようなモデルで規模を拡大していきますよね。例えば、東京だけでモノづくりをしていた企業が全国展開していくプロセスを考えれば、必然的に生産・販売の標準化が進みます。回りくどい言い方になりましたが、すなわち、大きい企業では、入社しばらくは標準化された仕事hが求められ、比較的その時期が長いと言えます(※もちろん企業や事業によるなので一概には言えません)。また、同期入社が多く、その中で優秀だと認められ昇進・昇格するのは至難の業です(組織がピラミッド状であれば、上の役職に就けるのはわずか)。すなわち、ちきりんさんが最初に述べた力を身につける環境を得られるのは時期が遅く、また、確率もあまり高くないと言わざるを得ません。

 それではベンチャー企業ではどうなのでしょうか。この企業が成長を志向しており、また、実際に成長しているのであれば、必然的に求められてくるのが標準化(既に標準化されているわけではないのがポイント)であり、事業拡大です。また、まだ役割が整っていないケースもあります。順当な「出世コース」があるわけでもありません。拡大により新たにポストができるかもしれないし、誰かが抜けて穴を埋めなければいけない可能性も高いし、一般論としてですが、相対的に、ベンチャー企業の方が成長できる環境があると言えそうです。

 

4. 最後に

 さて、長々と書くのも疲れてきました(笑)最後は言葉の選び方、論理の進め方、結論の置きどころ等雑になったかもしれませんがご勘弁ください(笑)反論や意見はコメントにてお待ちしています。

 結局言いたいのは、イメージではなく、事実と論理に基づいて企業を見ようねということです。なぜそこでは成長できそうなのか、なぜここは給料がいいのか、なぜここは(企業として)安定しているのかなどは、、信頼できる情報を得、自分のアタマで考えればイメージでなく、より正確に理解できます。より正確な理解は、よりより意思決定に繋がります。キャリア選択は人生の選択です。ともにパッションとロジックのバランスを取りながら、自分の納得できる人生を生きていきましょう。ではでは。